Vitpilenのリアウィンカーを移設してみた話

2024/05/02

husqvarna vitpilen

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 自分のvitpilenは2021年製になります。

ですが、好きなデザインは2019年製の物になります。
似ていますが、細かく色々違います。

細部を完全に合わせるのは難しいのですが、大きく違う所は手を入れて近づけていきたいと思います。

すでに大きな違いの一つであるマフラーは2019年風に改造済みになります。

次に気になる部分は、リアウィンカーです。
2020~のリアウィンカーは、リアフェンダーからバイクの車体の方に移されています。

おそらくは、どこかの国の車検に引っかかるのでしょう。日本では無さそうですが…。

やればできる改造ですが、何せめんどくさそうなので手を出してなかったのですが、ゴールデンウイークでもあるので、休み中に一気に走り切ってしまおうと思いました。

まずは、リアウィンカーを外します。
6角レンチで外しますが、とにかくこのボルトが固いです。
まるで親の仇かなと思うくらいの固さなのですが、頑張って外します。
ここは後で対策します。

外したウィンカーです。
コネクタ形状が意味不明です、カプラーの規格が分かりません…。
インド生産だから何でしょうか?
車体価格はまぁまぁいい金額なのに、こんな変なカプラーなのは泣けてきますね…。

ウィンカーの台座を分解して、ウィンカー単体を抽出します。
ボルト止めになっているので、ここは普通に外すだけです。

左右ともに分解できました。ナットとワッシャー類は移設時に使いますので、無くさないようにします。

ウィンカー移設のために、フェンダーアームを外しますが、とにかくボルトが固いです…。
親の仇だらけのバイクですが、秘密兵器の1メートルのソケットレンチで緩めてやりました。
このバイク、ボルトと言うボルトのトルク管理があやしいです!

ナンバープレートのステーを分解します。黄砂と花粉まみれですね。

ナンバーステーのナンバー灯のある部分に取り付けをしますので、先ほど外したウィンカーの土台の穴と同じ様に穴を開けます。
外した土台をあてがい、シャープペンなどで穴をなぞり印をつけます。

ドリルで穴を開けます。ここはミスると悲惨なので、超集中して作業します。

あけた穴に、ウィンカーを取り付けます。
ウィンカーのナットを締めますが、ナンバーステーの中の延長用ナットが邪魔になりますので、そちらは外してウィンカーのナットを締めます。

良い感じにつきました。多少手でぐいぐい押して角度を調整します。

本当は同じカプラーを使って、配線をポン付けしたいんですが、謎カプラーなので知ってるカプラーを増設します。
ただ、原状回復できるようにこのカプラーも残します。

ケーブルを増設します。ナンバー灯用の配線を交換する手もありますが、今回はナンバー灯用のケーブルにタイラップで這わせるように配線を追加します。

カプラーコンバーター?本当にこのカプラーの規格知ってる人が居たら教えてください…。

努力に対して、無駄が多いです…。

とは言え、点灯チェックも無事にパスしました!!!車体側はこれでOKです

一旦、取り付けは完了しましたが、もともとのウィンカー部分にはぽっかり空いています。
3Dプリンタで、蓋を作ったので、それで穴を塞ぎます。

さて、親の仇の様に固かったウィンカー部分のボルトですが、対策を行います。
きっとどこのご家庭にもある「タップ&ダイス」を使って、タップを切りなおします。

土台側のもタップを切りなおします。こっち側の方がたちが悪い感じでした。

カバーを取り付けます。うん、ロゴが逆だった。
※販売している物にはロゴは付いていません。

蓋もついたので、あまりみすぼらしさは無くなりました。
ショップによっては、元の台座をカットして蓋をしてるケースもあるようです。
自分は、非可逆よりも可逆が好きなので、極力元に戻せる形で改造していきたいです。

さて、大雑把ですが移設方法の解説でした。細かい部分は説明しきれていませんが、大体伝わるのではないでしょうか。

一つ言えることは、めんどくさいのでお店でやってくれるのであれば、お店に頼んだ方が良いです。
自分はケチなのと、ここの蓋を作りたい方が欲として強かったので、自分でやりましたが…まぁもうやりたくないなと思いました。

ただ、カプラー類も残してますので、何かあれば元に戻すこともできますので、そこまでお店でやってくれるケースも少ないかと思います。
DIYの利点もあるので、時間と気力に余裕がある方はチャレンジしてみては良いのではないかと思います。

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