スマートロードスターの窓が壊れた話

2023/06/07

スマートロードスター

t f B! P L

 形あるものは壊れます。

 火サスの崖のセリフみたいですが、壊れるんです…窓のレギュレータが…。

ここから上がらなくなったので、手で上まで引き上げました。

スマートロードスターのウィンドウレギュレータは、遅かれ早かれ故障する部品です。
故障するのは仕方ないにしても、純正パーツの供給が終了していて、アッセンブリー交換ではなく修理になります。

修理する場合、社外の修理キットがあるので、そちらを使って修理しますが、ワイヤーを支える滑車のみ修理キットにも含まれていないため、この滑車が壊れた場合、修理が困難になります。

しかし、この滑車が壊れやすいのです…。
修理キットとしては供給されていない滑車部分ですが、いくつかの代替え方法があります。

一部のsmart専門店は、自力でパーツを作成しているようです。
また、海外のショップedsmartにもオリジナルで滑車部分を作ったものを売っています。

…さて、専門店も近くにない、そんな自分はどうするかですが…。

これはFiatのDoblo用の滑車パーツです。 爪の位置が違いますが、スマートロードスターの部品とよく似ています。

なんとかして、このパーツで代用します。 ちなみに、fiat doblo window corner wheelで検索すると見つけることができます。

※作業はとても自力ではできないので、いつも整備をお願いしている所に依頼しました。

爪の位置が違うので、レギュレータのレールに爪が引っかかるように穴を開けます。
位置合わせをして、穴を開ける部分に目印を付けます

穴が空いたら、爪をはめ込み車輪と一緒にリベッドで留めます。
平型リベットなので、ハンマーを使ってカシメます。

最終的にこのように滑車を復活させることができました。
ワイヤー類も傷んでいたので交換してもらいました。この辺はリペアキットを使います。

今回は難易度が高いので、整備工場さんにお願いしました。
ウィンドウレギュレータの修理を個人で…というのは結構な知見が必要なので、自身がない場合はプロにおまかせしたほうが良いと思います。

ただ、作業はできても修理するパーツを持っていないと、物理的に無理と断られてしまう可能性があると思うので、自分はある程度こういう部品を用意してお願いしています。

窓が閉まるって素晴らしいです。

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